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運命の出会い、その前触れ、予感、直観、どんな時に感じた?

この人と思えるたった一人の相手と、運命を感じる出会いをしてみたい。
誰でも一度は憧れたことがあるでしょう。

でも、運命の出会いは決して映画やドラマの中だけではありません。私たちの普通の日常にも、運命の出会いは訪れるのです。

今回はその前触れや予感、運命の出会いを現実にしていくためのお話です。

運命の出会い、その前触れや予感って?

運命の出会いと一口に言っても、その前触れや予感は人それぞれに違います。
100人いれば100とおりの出会いがありますが、それでも運命の出会いによく見られるパターンはあります。わかりやすいことで言うと、アクシデント。
いわゆる事故やトラブルです。いつもと同じパターンの繰り返しの中に、突如として起こる出来事には、その後でいつもとは違う展開が待っていることがあります。

例えば、いつも乗る電車がトラブルで運転見合わせで遅刻確実とか、仕事帰りに雨が振り出した日に限ってなぜか置き傘を誰かに使われてしまったとか、LINEで間違った相手にメッセージをしてしまったとか、身に覚えがある人も多いでしょう。

でも、運転見合わせで仕方なくタクシーを探そうとしたら、偶然同じ方向へ行く人と同乗することになり、御礼の連絡のために名刺交換をしたら、それをきっかけに連絡を取り合うようになったとか、傘がなくなって困っていたら、同僚の男性と駅まで相合い傘で帰ることになり、駅に着いたら服を乾かすのにお茶でもという話になって、そこからプライベートでも仲良くなったり、LINEで間違った相手から逆に遊びに誘われて、それを機に付き合うようになったり(ちなみにどれも実話です)。

直感が教えてくれる

運命の出会いは、その多くが後から気づきます。
そして、はっきりとドラマティックな直感が訪れて気づく場合もあれば、振り返ってみれば、なぜかこの人だと思ったというような穏やかな直感の場合もあります。ただ、どちらも「普通なら思わないような感覚」が伴うことが特徴です。

なお、直感は「これだ!」と強い気づきばかりではなく、むしろ普段の何気ない日常のなかで「なんとなく」思うことのほうが多いです。

ある20代後半の女性のお話ですが、彼女は恋愛よりも美味しいものを食べるほうが好きなタイプでした。でも、縁あって男性と付き合うことになり、そろそろ結婚を考える時期になったころ、その直感は訪れました。
といっても劇的なものでもなんでもなく、自宅で夕食のハンバーグを作っていたとき、美味しそうにできた方をふと彼にあげようと思った。ただそれだけのことです。

でも、これが彼女にとっては運命を決めた直感でした。

いままでは、美味しいものは自分が食べる、自分が喜ぶために美味しく作っていたものを、初めて別の誰かの喜ぶ顔を思って、その人に食べさせてあげようと思った。

私はあの人のために、
美味しいものを残しておこうと思ったんだ。

そう気づいたとき、私は彼となら一生いっしょに暮らしていけると思ったそうです。

運命に出会いの実話エピソード

最高の恋愛や幸せな結婚をするためにいちばんいいのは、例をたくさん知ることです。

どうせ私なんて、どうせ俺なんてと思っていては、来るものも来なくなるというもの。ここからは実例をご紹介しましょう。

美女と野獣カップル:20代夫婦

黙っているとスキー焼けした顔が無駄に迫力を醸し出す彼が、なぜか美女一年生と付き合うようになり、卒業後も順調に交際を続けてめでたくゴールイン。

何が決め手だったの?と彼女に聞いたところ、彼女は彼のことを「可愛いひとだなって思ったんです」とのこと。

彼のどこを見てそう思ったのかは誰もが謎に思いましたが、2人はいまも幸せです。

いいから俺のところに来い!:30代夫婦

都内の家電量販店で、当時31歳の彼が販売員として働いていたところに、2歳年上の彼女が転勤してきました。

第一印象はお互いに普通、でも歓迎会の帰りに彼女を車で送ったことから親しくなり、お互いに好意を感じるようになりました。

しかし何故かお互いにそれを切り出せず、微妙な関係が続いたある日のこと。
自然豊かな国立公園のデートで、彼がふと「一緒にいてこんなに楽しい女性っているんだろうか?」と「思ってしまった」そうです。
その瞬間、彼は彼女が自分の伴侶になる人だと気づきました。

それから2年後、「君を幸せにできるのは俺しかいない。心配なんてしなくていい、いいから俺のところに来い!」と男気あふれるプロポーズ。
いろんな悩みを抱えていた彼女も、その言葉を胸に、彼のもとへ行き結ばれました。

一発免停・財布盗難・彼女に振られて:30代夫婦

ある大手企業に勤める男性が、大好きなバイクで西名阪自動車道を気持ちよく飛ばしていると、後ろから赤いパトランプがやってきて止められました。
高速道路だと思っていたら途中から一般道になっていたそうで、なんと一発で免停。

そして数日後、こんどは会社の寮に泥棒が入ってバイクの鍵が壊され、男性の部屋も荒らされ財布を盗られてしまいました。

さらには社内で付き合い始めた女性に急に振られて、男性はもう不幸のデパート状態。

訳も分からずむしゃくしゃしていた彼は、特に結婚願望はなかったけど見合いでもしてみようと思い、ある女性と出会います。
すると、ここで運命の出会いが訪れます。
その女性が、彼のいまの奥さんになったのです。

自分の身に起こるのは明日かもしれない

運命の出会いは、実は私たちの本当の身近なところにあります。

身の回りにいるカップルや夫婦がいれば、その数だけ運命の出会いがあったということ。

派手さはなくても、日常のなかのふとした出来事やちょっとした「いつもと違うこと」の先に、その相手との出会いがあったのです。

ぜひ、いつもと違うこと、ちょっとでも違う何かを日常に取り入れてみましょう。それで直接何かが起こらなくてもいいのです。

違う道を通ってみたり、いつもなら食べないスイーツを食べてみたり、初めてのお店に行ってみたり、なんでも構いません。
いつもと違う新鮮な気持ちを感じることができたら、それを続けていった先に必ず運命の出会いが待っていますよ。