自然消滅と言う別れ方は、後味が悪いですし、いつまでも引きづりやすいので、あまりしたくないものですよね。
自然消滅なんて不誠実だし、信じられない、そんなことをする理由がわからないと思う人もいるでしょう。しかし、忙しいからとあまり会えなくなって、連絡がくる回数も減って言ってフェードアウトという流れは意外と良くあること。
なぜ、自然消滅という別れ方が起こるのでしょうか?
今回は自然消滅しやすい人の特徴の紹介と、自然消滅を選ぶ人がどんなことを考えているのか、自然消滅を選ぶ心理についてお話ししていきます。
自然消滅させる人の心理
自然消滅したかったわけではないけれど、彼と連絡がつかなくなったり、忙しいからといわれて待っていたら、別れていたことになっていた。というような場合もあり、しっかりと話がしたかったり、別れたくなかった人にとってはとても煮え切らず辛い思い出になりやすいのが、自然消滅です。
それでは、別れ話や話し合いをせずに、どうして自然消滅という手段を選ぶのでしょうか?
別れ話をするのがめんどくさい
別れ話をするのが面倒で自然消滅の形をとるというのは良くある話です。もう相手に対する気持ちがないときに起こるパターンですね。
もう好きではないから、相手のことがどうでも良く、わざわざあって話をするのがめんどくさいし、億劫だと感じて、自然消滅を謀るのです。
めんどくさがりな人にありがちなパターンですね。相手に対する誠実な気持ちがないほどにさめてしまっているということかもしれません。
揉め事をしたくない
別れ話をすることで、「別れる別れない」といった話や「どっちが悪い」といった揉め事が起こることを避けたいタイプです。
人と深い話をするのが苦手だったり、ストレスを極力抱えたくないという人がなんとか上手く問題が起こらずに別れることができないかと考えて、自然消滅という形を選びます。
相手を傷つけたくない
人を傷つけるのや相手の傷ついた顔を見たくなくて、自然消滅を謀るパターン。
相手に不満があるけれどそれがいえないと考えている場合もあるでしょう。相手に不満を言って傷つけるようなことは極力したくないから、不満があったら言って解消するのではなく、別れることを選ぶのです。
なぜ別れを選ぶのかも言えないわけですから、言わなくて済むように少しずつ距離を置いたり、いきなり音信不通にしたりして、自然消滅に持っていきます。
別れるのが難しいだろうと思っている
「別れ話をしたら別れられない」と考えてしまっているパターン。相手の束縛が激しかったり、相手の思いが強いことをよく知っている場合に自然消滅を選びます。
別れ話をしたら相手が「絶対に別れたくない!」とすがってくることが何となく予測できていて、そうして別れられなくなることを防ぎたいのです。
過去にも別れ話をしたけれど、そのまま続いていて気まずい状況にあるときなども、バッサリ切らなければ別れられないと考えて、音信不通にして自然消滅するしかない状況にします。
相手も別れたいだろうと考えている
自分だけでなく、「相手も別れたいだろう」と考えている場合にも自然消滅を選ぶことがあります。
「最近一緒にいてもつまらない」「失敗をしてしまって気まずい思いをお互いしている」「大げんかをしたあと」などに、相手も自分と同じで別れたいと思っているだろうと考えて、話し合いをせずに自然に別れようとします。
付き合い始めの頃などにもおきやすいですね。初デートが上手くいかなかったり、数回あったけれどなんだか違ったと感じたときにお互いきっともう会いたいとは思っていないだろうから、なかったことにしようと別れの言葉なく、自然消滅を選ぶ人もいます。
もし勘違いだったら、まだ好きだった方は少しショックですね。
次の恋愛が始まっている
もう既に新しく好きな人がいる場合にも、別れ話をしているよりも次の人に行こうとしてしまう人もいます。
別れ話などをしているよりも新しい人との仲に時間を割きたいと考えていたり、好きではないからもう良いだろうと勝手に関係性を切ってしまうのです。
浮気が発覚したときなども同じく、「ばれたしもう終わりだろう」と考えて、別れ話をせずに浮気相手のもとに行ってしまうことが多いですね。
言い訳や弁解を期待して待っていたのにいつまでたっても連絡がこず、自分からは連絡がしたくない絡まっていたら、浮気相手と普通に続いていたということをあとから知るなんてこともあり得ます。
嫌われたと感じている
自分がもう相手に嫌われたのだろうと思い込んで自然消滅してしまうこともあります。
何か失敗をしてしまったあとや喧嘩したあとに起こりやすいですね。もう嫌われてしまったから終わりだろうと思い込んで確認せずに次の恋愛に行ってしまいます。
落ち込んでいたりどうしたら良いのかわからないと思っていたりするときに、相手からも連絡がなくて、「終わってしまった」と勘違いするのです。
仕事などで忙しくてなかなか会えなかったり、連絡が取れないときにも起こりやすいです。
ずっと連絡をしていない間に相手が嫌われた、振られたと勘違いしてしまって、自然消滅したことになってしまっていることも少なくはありません。
自然消滅しやすい人の特徴
ここまでは自然消滅をさせたい!と思ってしまう時の心理についてご紹介をしてきましたが、ここからは自然消滅されやすい・しやすい人に共通する特徴についてご紹介していきます。
恋愛を長く続けたい!と思っていたり、別れるのであればしっかり相手と話し合って決めたい!という場合には参考にしてみてくださいね!
束縛してしまう人
相手を束縛するタイプは、自然消滅をしやすいです。束縛が強くて相手がそれを嫌がっていて別れたい場合、「別れたくない」といわれるだろうと考えているのです。
普段から束縛が強く、愛が重いことを感じていて、愛されているということがわかっているからこそ、はっきりと別れ話を切り出すことができないのです。
束縛をしてしまったり、気持ちが重いと言われているのに直せないようなら要注意です。
いきなり音信不通になって、自然消滅してしまうかもしれません。
彼には彼の生活や大事にしたいものがあるので、相手を思いやる気持ちを大切にして、束縛しないように気をつけましょう。
遠慮してしまう人
相手からの連絡がこなかったり、相手となかなか会えなくても遠慮して自分から会いたいといえなかったり、嫌なことや不安なことがあっても遠慮してはっきり言えない人は要注意です。
お互いの気持ちが離れていっていても遠慮してしまって確認ができないため、余計に思いが離れていってしまいます。
またおとなしく遠慮がちだったり、相手に合わせがちだと相手もキツいことを言いづらいです。不満を言ったり、別れ話をしたりすることがしづらいため、静かに少しずつ距離を置いて自然消滅をしようと思われてしまいやすいです。
忙しくて恋愛に時間を割けない人
忙しくて、恋愛に対する時間を割けなかったり、恋愛よりも仕事など他のことをとってしまう人は注意が必要。
連絡しないうちに「相手に別れたと思われていた」ということになりかねません。
特に仕事が忙しいときは時間が経つのが早く、気がついたら1ヶ月連絡を取っていなかった、なんてことになることもあり得ます。
待つ方は長く感じますから、その間に心が離れてしまったり、「自分のことが好きではないのかも」と勘違いさせてしまい、いつの間にか自然消滅してしまいます。
用がなくても定期的に連絡を取る、自分の気持ちをしっかりと相手に伝えるなどの対処が必要ですね。
ネガティヴな人
ネガティヴな考えを持ちやすい人は、落ち込んでいる姿を見せてしまうことで、相手に面倒だなと思われてしまいやすいです。
ネガティヴな相手には不満を言ったり、気持ちをぶつけることが難しいです。少しのことで落ち込んだりするので、真面目な話がしづらいのです。
そうするとお互いの気持ちがすれ違っていくことになります。
はっきり別れを切り出すと、また落ち込むだろう、傷つけるだろうと考えて、自然消滅を選ばれてしまうのです。
自然消滅しそうなときにすべきこと
それでは、自然消滅しそうなときはどうしたらいいのでしょうか。
ここまでご紹介してきた恋愛が自然消滅で終わってしまいやすい人の特徴を参考にしながら、自然消滅の防止策・対応策を考えていきましょう!
きちんと確認する
まずはお互いの気持ちを確認しましょう。相手からの連絡が少ないのは、なぜなのかを確認しなければどうしようもありませんね。
場合によっては、あなた、または相手の勘違いで連絡が取りづらくなっているのかもしれません。
きちんとお互いの気持ちを伝えて、話し合うことが大事です。
会う約束をする
できれば、連絡を取るだけでなく、相手に会うようにしましょう。顔を見て話をすることが大事です。
もし別れ話になるとしても、自然消滅するよりはずっといいです。今は辛いかもしれませんが、きちんと別れ話をすれば、気持ちをすっぱりと無くして、次の恋に行くことができます。何が問題だったのかを考えて、次の恋に生かすことも可能です。
もう一度付き合いを続けるのなら、この機会に何かあったら話し合うという約束をしておくのもいいかもしれません。
自分から別れを切り出す
相手がどうしてもはっきりと別れ話をせずに、自然消滅をしようとしているのなら、自分から、別れを切り出しましょう。
一番最悪なのは別れ話をせずにいつまでも引きずったり、後悔することです。
思い切って自分から別れを切り出して、すっきりと別れた方が、次の恋にもいいですよ。