長年交際している彼氏がいながら結婚に至らない。別れるべきか、このまま交際を続けるべきか……悩ましい問題ですよね。あなたは結婚したいのに彼氏に結婚の意志が見えないのならば、別れることも考えるべきなのかもしれません。
彼氏が結婚を考えてくれない理由
一口に「彼氏が結婚してくれない」と言っても、その理由は様々。そもそも結婚願望がないのと、結婚する気持ちはあっても踏み切れないのとでは大違いです。
彼氏に見切りをつける前に、まずはなぜ結婚してくれないのかを考えてみましょう。
結婚願望が強くない
結婚願望が薄い彼氏の場合、あなたが結婚したいと匂わせても「結婚なんて別にどうでも良いのに」と思ってしまいがち。
趣味や仕事、金銭面、あなたとの交際……彼氏にとって毎日が充実していればそれで充分で、結婚に対して大きなメリットが感じられないのです。
結婚すれば、自分のリズムで暮らすことはできませんし、家族との生活は何かと制限や制約もあります。今の生活を捨ててまでも結婚を選択する必要性がないのです。こうした男性は増加傾向にあるので注意が必要です。
まだ結婚したくない
彼氏の年齢が20代の場合は特に、結婚に対して「束縛される」「自分の自由な時間やお金がなくなる」イメージを持っていたりします。友達や会社の同期など自分の周囲に独身が多いほど、みんなとまだ遊びたいから結婚したくないと考えがちです。
また、本音としては「もしかしたらもっと良い相手に出会えるかも」「チャンスがあればカワイイ女の子と浮気を……」なんて邪な気持ちがあったりもします!とてもじゃない、あなたにそんな話はできませんが、結婚したらその可能性すらなくなってしまうわけですからね。
こうした理由で結婚を躊躇する彼氏は、周囲が家庭を持ち始めるタイミングで自分の結婚も意識するようになります。
金銭面で自信が持てない
彼氏の経済事情が原因で、結婚に踏み切れないケースもあります。
共働きが珍しくない時代にあっても、結婚するからには家族を養っていかなければ……と考える男性は多いもの。
「今の給料では自分ひとりが生活するのに精一杯」「なかなか貯金もできない」となると、軽々しく「結婚しよう」などとプロポーズはできないでしょう。奨学金の返済が負担となり、結婚を躊躇することも珍しくありません。
仕事が忙しい&仕事に夢中
仕事が忙しすぎるのも、結婚を考えられなくなる理由のひとつ。
深夜までの残業&休日出勤も珍しくない環境だったり、部署移動や転職したばかりのタイミングなら、物理的にも精神的にも結婚を考える余裕がなくなってしまうのは仕方ないかも。
また、彼氏が「仕事が楽しくて仕方がない!」と夢中になっているような場合も同じです。仕事での目標や夢達成が最優先事項になるため、気持ちがなかなか結婚に傾きません。
結婚に良いイメージがない
両親の離婚で辛い経験したり複雑な家庭で育った彼氏なら、結婚自体にネガティブなイメージを持っている可能性があります。「自分が結婚したら、親と同じようになりそう」「妻や子供を幸せにしてあげられないかも」などの呪縛に囚われることも珍しくないようです。
また、彼氏自身が過去に離婚歴がある、仲の良い既婚友達から愚痴を聞かされることが多い場合も結婚の怖さが勝ってしまいます。
あなたとは結婚したくない
結婚願望があるのにプロポーズをしてくれない彼氏は、もしかすると「あなたとの結婚は考えていない」のかも知れません。
まず第一に考えられるのは、彼氏自身が「結婚と恋愛は別」との考えの持ち主であること。結婚するならお見合いや知り合いの紹介で、条件に合った人を手堅く選びたい派であれば、交際当初からあなたとの結婚は想定外でしょう。
また、交際中のあなたの振る舞いが「彼女としてなら良いけど家庭向きではない」「一緒に家庭を作っていくパートナーではない」と判定されていたら、彼氏にはあなたと結婚する理由はありませんよね。
汚部屋住人だったり料理がまったくできなかったり。彼氏の家族や友達の悪口を言ったり。思い当たる点がないか、振り返ってみましょう。
結婚を考えてくれない彼氏と別れる前にすべきこと
交際を続けるのか別れを選ぶのかを決める前に、すべきことがいくつかあります。
結婚をしてくれない彼氏……見切りをつけたいと思ってはいても、好きになって長く付き合ってきた相手です。簡単に割り切れませんよね。
あなたの気持ちを整理するためにも、彼氏と本気で向き合うことが大切です。
1.将来のことを話し合う
あなたが結婚したいと考えているのに彼氏に結婚の意志が見えないときは、本気で将来のことを話し合うことをおすすめします。あなたとの将来をどう考えているのか?そもそも結婚する気はあるのか。結婚するなら、それはいつ頃なのか。
具体的に将来のタイムスケジュールを提示すると、彼氏も自分ごととして捉えてくれるかも知れません。結婚、妊娠出産、住宅の購入、子供の成長などなど、彼氏とあなたの年齢とともにスケジュールを立てて、それを資料として議論をするのもひとつの方法です。
彼氏に遠慮することはありません。感情的にならず、あなたの本音をぶつけてみましょう。
2.待つ区切りを決める
女性側が結婚したくても、男性側は「その時ではない」とタイミングが合わないこともあります。特にあなたと彼氏が同年代の場合、「結婚したい」「結婚しようかな」と思う時期にズレが生じるため、こうした問題が発生しがちです。
とはいえ、女性の時間は有限で何年も待てるものではありません。
だからこそ、「期限」を決めることはとても大切。○○まで、○○歳まで待つけれど、それを過ぎたら「待たない」と期限を決めて、彼氏に伝えましょう。
彼氏の決断をいつまで待つのか期限を決めておけば、別れるタイミングを見誤ってしまうということにはなりません。
彼氏に結婚する気があるのなら、それなりの行動をしてくれるはずです。相手の気持ちを見極めるためにも、区切りは大切です。
3.自分の気持ちをはっきりさせる
結婚してくれない彼氏と別れるかどうかを考える以前に、自分の気持ちをはっきりさせることが大切です。結婚するなら彼氏しか考えられないのか、あるいは妊娠のタイムリミットを重視して彼氏以外でも良いから結婚したいのか。
結婚してくれない彼氏に対して不安や不満を抱いている時点で、あなたに「結婚願望がある」のは間違いありません。ただ、それが「彼氏との結婚」にこだわるのか「結婚すること」だけにこだわるのかでは、この先進むべき道が大きく変わります。
彼氏に見切りをつけるタイミングとは
上記を実践した上で彼氏との関係に見切りをつけるなら、次のようなタイミングが考えられます。
1.結婚を仄めかしたら態度が変わった
結婚を仄めかしたら彼氏の態度が豹変した場合、別れを決断しても良いでしょう。
あなたが真剣に将来の話をしているにも関わらず、はぐらかしたり素っ気なくする、空返事をするような彼氏なら、結婚する意思はまったくなし!もしかしたらあなたは本命でない可能性すらあるかも!
彼氏にとって「あなたとの結婚」はNGワードに過ぎません。結婚を仄めかされるのは都合が悪いことなのです。残念ですが、すっぱりと別れて別の相手を探すほうが効率的です。
2.結婚願望がないと分かった
彼氏があなたとの結婚を望んでいないことが明らかになったときも、見切りをつけるタイミングです。
本来は、付き合った時点で相手に結婚願望があるかどうか確認をすべきですが、「彼氏にプレッシャーを与えたくない」理由で言い出せないまま先送りしてしまった人もいるでしょう。長らく付き合ってから「君は好きだけど、結婚するつもりはないから」なんて言われたらショックですよね。
結婚願望があるあなたと結婚したくない彼氏とでは価値観がまったく異なります。
「どれだけ長い時間がかかっても私との結婚を説得してみせる!」という気概がないのなら、別れを選択することをおすすめします。
3.約束していた「期限」が切れた
彼氏に伝えていた「待てる期限」を迎えても、あれこれ理由をつけて結論を先延ばししようとしたら、見切りをつけても良いでしょう。
あなたのことを真剣に考えているのなら、期限内に問題をクリアしようと何らかの行動に移すはずです。それをしないで先延ばしするようなら、この先何ヶ月、何年待っても同じこと。
嫌いになったわけではないのに別れを選ぶのは辛いことだと思いますが、人生には選択も必要なこと。
こうした大切な問題をうやむやにしようとする男性は、結婚したとしても、後々同じような問題がついて回ると割り切って、次へ進みましょう。
4.妊娠出産のタイムリミットが近づいてきた
将来子供を持ちたいなら、惰性だけで長く付き合っている彼氏とは別れるべきかもしれません。
女性が妊娠出産できる時間は限られています。結婚の話をする中で、そのことを理解してくれず結婚を真剣に考えてくれないようなら、別れるタイミングが来たといえるでしょう。
妊娠出産のタイムリミットをのんきに捉えている男性は案外多いもの。この問題をきっかけに、長らく交際していた彼氏に見切りをつける女性は珍しくありません。
結婚を考えてくれる相手と最短で出会うなら
結婚してくれない彼氏に見切りをつけて、次こそ「結婚に繋がる」出会いを見つけたいとき。早く結果を出したいと思うなら、マッチングアプリや結婚情報サービスを利用しての婚活がおすすめです。
こうしたサービスでは、相手の「結婚に対する温度感」をあらかじめ知ることができるので、「結婚したいのに、結婚してくれない彼氏とだらだら付き合う」といった無駄な時間を過ごすリスクを減らすことができます。
もちろん、マッチングアプリなどで出会った相手と交際するときは、同じ過ちを繰り返さないように結婚に対する考え方を話し合っておくことが大切です。
人生の時間は有限であることを忘れない
「多様性の時代」といわれるように、結婚することがすべてではありません。お互いが納得済みであれば、結婚を選択しなくても何の問題もありません。
とはいえ、一方に結婚願望があるのであれば、結婚するのかしないのかはっきりさせることがマナーですよね。長い期間交際していて結婚を渋るような彼氏なら、それまでの関係だったということです。
彼氏との話し合いが決裂して別れたとしてもクヨクヨしないで!
前述のように、マッチングアプリや結婚情報サービス、友達の紹介などで探せば、あなたと同じ価値観を持つ男性が見つかるはずです。自分の気持ちに正直に、今度こそ新しい出会い&幸せをつかみましょう。