バツイチやシングルマザー、シングルファザー(シンパパ)が珍しくない時代。
恋をした相手がシングルファザーだったなんてこともあるのではないでしょうか。
シングルファザーの場合、未婚の男性との恋愛とはアプローチ方法や注意点も違ってきます。
今回はその点についてご紹介したいと思います。
シングルファザーとの恋愛は難しい
いきなり厳しいことを言いますが、子供のいないバツイチ男性や未婚の男性と比べると、シングルファザーとの恋愛は、一筋縄ではいかない難しい一面もあります。
子供がいると、様々な場面で責任が生じます。
また、子供の都合で土日も予定があったり夜の外出はできないなど、行動が制限されることも多々あります。
そのため、ほとんどの方が自分の気持ちではなく、子供を第一優先に考えます。
好きだからという感情のみではどうにもならないこともたくさんあるので、未婚の男性に比べると責任も覚悟も変わってきます。
また、自分の親や親族に反対される可能性もあります。親からしたら、わざわざ苦労しそうな相手と結婚しなくても・・・と考えるかもしれません。
そうなると自分や相手の親を説得する必要もあります。
シングルファザーとの恋愛のメリット
シンパパとの恋愛は難しいと紹介しましたが、デメリットだけではありません。
好きという感情だけで突っ走ることはできないため、一度好きになるとそれだけ真剣だということです。遊びではないため、付き合ってからも大切にされやすいといえるでしょう。
また、一度結婚や子育てを経験しているので、包容力があり人間として大きく感じます。
子育てと家事と仕事を一人でこなしているので、今後結婚した際も子育てや家事の大変さを分かっている分、ワンオペではなく協力的な旦那さんになってくれるかもしれません。
また、何等かの理由で自分の子供が産めない女性にとっても、母親になることができるという点で魅力を感じるかもしれません。
相手は何を求めているの?
シンパパとの恋愛にあたってもう一つ確認したい点は、相手が恋人を求めているのか、子供の母親を求めているのかという点です。
たとえば、男性側は自分ではなく子供のために母親を求めていて、女性は恋人を求めていた場合、男性は恋人らしいデートや関係性ではなく、子供との相性や家族での時間を持ちたいと考えるのに対し、女性は家族の時間も大切だけれど、恋人らしいデートや2人きりの時間も持ちたいと感じるのですれ違いが生じてしまいます。
こういったことを避けるためにも、お付き合いする際は慎重になり、信頼関係をしっかり気付いたうえでお付き合いするといいですね。
シングルファザーが好む女性とは?
環境が異なれば、相手が好む女性像も未婚や子供のいないバツイチ男性とは異なってきます。
では、シンパパはどのような相手を好むのでしょうか。
子供に理解がある人
最初にご紹介したとおり、シンパパの男性は、子供の母親を求める場合と自分の恋人を求めている場合があります。
また、相手が母親ではなく恋人を求めていたとしても子供を切り離して考えることはできません。
そのため、いつも自分を優先してほしいという女性であった場合、その方との恋愛は難しいでしょう。
同様に子供嫌いな人も恋愛対象から外れます。
子供の年齢にもよりますが、今後のことを考えると、きちんと子供の相手をしてくれる子供好きな女性の方が好まれるでしょう。
年上女性
若い年下女性より、人生経験をある程度積んだ年上女性の方が好まれる傾向があります。
シングルファザーの場合、お付き合いの先に再婚を考えることも多いです。
年上女性の方が結婚を考えていることが多いですし、子供や自分のことを支えてくれるような包容力も、ある程度年齢を重ねている方の方が兼ね備えている場合も多いです。
子供からしても、自分と年が近いお姉さんより、実際の母親や父親に近い年齢の方が馴染みやすいかもしれませんね。
シングルマザー
一番恋愛対象になりやすいのは
シングルマザーです。
何より同じ境遇のため、お互いの苦労や環境を分かち合えるという点はとても大きいです。
子供同士の相性という問題はありますが、お互い子育てや家事に慣れているので、協力して生活していきやすいという利点もあります。
そして、今後の生活について想像しやすいという点も好まれるようです。
シングルファザーへのアプローチ方法
好きなタイプがわかったところで、次にアプローチ方法についてご紹介していきます。
誠実な態度を見せる
シンパパに限らず、恋愛をする上で一番大切なのは、誠実さを見せることです。
理由はどうであれ、一度離婚を経験しているので、より恋愛に慎重になっています。
そんな時にあまりにも現実離れした理想を持っていたり、自分を優先しているような態度をとると、一気に恋愛対象から外れてしまいます。
もちろん自分を大事にしてほしいという気持ちもあるとは思いますが、まずは相手の男性や子供に信頼してもらうことを心がけましょう。
過剰にアピールしない
上記でも書いたように、シンパパは恋愛にたいして慎重で臆病になっています。
そのため、いくら大好きだからといってアピールをしすぎるのは逆効果。
「子供のこともあるし、ゆっくり進めていきたい」と思っているのに、やたら子供に会うことをせかしたりすると、相手だけでなく子供にも負担がかかってしまいます。
相手のペースに合わせてゆっくり進んでいきましょう。
服装に気を付ける
過剰に意識する必要はありませんが、ある程度年相応の服装をした方がいいでしょう。
過度な露出があったり、逆にジャージのようなラフすぎる格好だと、今後子供や自分の身内に合わせるときに不安になってしまいます。
大人であればTPOに合わせた見た目を心がけてください。
まずは相談相手から
いきなり恋愛関係になるのが難しそうだった場合、まずは相談相手になるというのもおすすめ。
シンパパは人一倍気苦労が多いです。
自分の恋愛に関することでなくても、特に子供が女の子だった場合、女性の意見が聞きたいという場面もあるでしょう。
そんな時に「この人なら相談に乗ってくれる」と思ってもらえれば、恋愛に発展した際も距離を縮めやすいし、相手もきっと心を許してくれるはずです。
交際する際の注意点
アピールが実って交際に発展しても、シングルファザーの場合、未婚男性とは違う注意点がいくつかあります。
せっかく頑張ったことが水の泡にならないよう、下記に注意しましょう。
無理に母親になろうとしない
相手の子供と仲良くなることは大切です。
しかし、子供も離婚を経験して寂しい思いをしていたり、女性に対して敏感で繊細になっているでしょう。
そんなところにいきなり踏み込んで母親代わりになろうとするのはNG。
「私が母親なら・・・」というように、子育てに口を出すのもやめましょう。
子育てできるのは、今まで培ってきた信頼関係があってこそ。
いきなり現れた相手からつべこべ口を出されるのはいい気分ではありません。
まずは、お友達や近所のお姉さんのように徐々に距離をつめて、子供に信頼してもらえるように努めましょう。
子供が最優先であることを理解する
シンパパは、自分よりも子供第一です。
彼女のことが大切でも子供を優先することは多いでしょう。
そんな時に、自分を優先してくれないと機嫌が悪くなるようではお付き合いはできません。
きちんと理解して、覚悟をもってお付き合いしましょう。
離婚原因を聞かない
バツイチの相手の場合、離婚原因はとても気になるところ。
原因は相手なのか自分なのか、浮気やDVなのではないかなど、その理由によっては今後の関係も考えてしまいます。
しかし、いくら気になるといっても付き合ってすぐに聞くのはNG。焦らずに相手から話してくれるタイミングまで待ちましょう。
過去にこだわらない
子供のことで、今後も前妻に会ったり連絡をとることもあるでしょう。
相手の過去を気になりだしたらキリがありませんよね。割り切れるところは割り切って、どしんと構えているくらいがちょうどいいかもしれません。
また、もし前妻にダメな点があったとしても悪く言うのはやめましょう。
一度は結婚した相手です。
会ったこともない人に悪く言われるのは気分のいいものではないはず。
特に男性は過去の恋愛を引きづる傾向があるので、前妻を否定されると自分を否定されるような感覚になってしまうことも。
なので、過去のことにはこだわらずに今後のことを考えていきましょう。
子供好きをアピールしない
「シングルファザーが好む女性」の項目で、子供好きな女性とご紹介しました。
本当に子供が好きだったとしても、過剰にアピールされると嘘っぽくなってしまいます。
また、子供はかわいいだけではありません。
子育てをしていると、大変な面やイラ立つことも多々あります。
そういったことをまったくわかっていないのに、「かわいいー」とか「すきー」とか、上辺でアピールしていると、必ずボロが出るし、子供もそういう相手はすぐに見破ります。
「この人なにもわかってないな」とか「この人とつきあって大丈夫かな」というマイナスなイメージを与える可能性が高いので、上辺の子供好きアピールはしない方がいいでしょう。
まとめ
シングルファザーについてご紹介していきましたが、いかがでしたか?
やはり子供というのは、人生においてとても大きな存在です。
子持ちの男性を好きになった場合は、それ相応の覚悟と努力が必要。
上辺だけではなく、将来のことまで考えなければ、男性だけでなく子供も巻き込んで傷つけてしまう可能性も大いにあるのです。
そのことを踏まえて、シングルファザーとの恋愛を楽しんでください。