恋愛である以上、どんなに仲のいいカップルでも別れてしまうことはあります。
それでも二人で過ごした時間や楽しい思い出をふり返ると、できるだけ相手を傷つけないように上手に別れたいと思いますよね。
いまは気持ちが離れてしまっていても、一度は好きになった相手です。
別れてしまってから後悔しないように、自分の気持ちをしっかり確認しなければなりません。
それでもあなたの気持ちが変わらず、恋人に別れを伝える決心がついたなら、手を傷つけない上手な別れ方をいっしょに考えていきましょう!
恋人と別れたくなる理由とタイミング
好きと嫌いは背中合わせ。
大切に思い合うカップルでも、小さなキッカケが別れの原因になってしまうことも。
性格の違いや環境の変化など、すれ違ってしまう理由はカップルによってもさまざま。
別れたいと思う気持ちはどんなシチュエーションで起きやすいのでしょうか?
彼氏・彼女との価値観の違いに気づいた時
付き合いはじめの頃は「相手の個性や価値観」は自分にはない新鮮な魅力として感じられます。
ですが、恋人と長く過ごしていると、相手のアピールポイントだと思っていた個性がうとましく感じられてしまうことも。
「小さなことにこだわらない」ところが魅力だったのに、年月の経過とともに「無神経なだけだった」と気づいてしまうなど、いっしょにいる時間が増えればお互いのアラも見えやすくなりますよね。
プラスに感じていた個性を欠点と感じる、どうしても受け入れられないクセを見つけてしまうなど、相手の中に受け入れられない価値観の違いを発見した時、恋心も離れてしまうようです。
恋愛への気持ちが冷めた時
電話の回数が減ったり、誕生日を忘れられたり・・・相手の気持ちが離れたと感じた時に気持ちは冷めてしまいますよね。
幸せになるための恋愛で、どうしてこんなさびしい思いをしなくてはならないのか?一度離れてしまった気持ちをケアするのは簡単ではありません。
特に浮気で
二人の仲にヒビが入ってしまった場合は要注意。
しばらく離れてお互いの気持ちを確認しようと冷却期間を置いた場合、多くのカップルがそのまま気持ちが冷めて自然消滅してしまいます。
相手に裏切られたという強いショックを受けた時、別れたいという気持ちが強く湧くのでしょう。
他に好きな人ができた時
今の彼氏・彼女よりも自分を大切にしてくれる、この人といっしょにいた方が多くのものを得ることができる、そんな異性に出会えた時は気持ちが揺れ動きますよね。
多くの人に出会ってさまざまな経験をすることであなたの人間としての魅力は増していきます。
もっと大きなステージに進むための可能性を前にした時、今の相手と別れたいという感情が生まれるのかもしれません。
結婚を考えはじめた時
恋愛相手としては最高の相手だけど、結婚相手としてはギモンを感じてしまう・・・子どもがキライな性格だったり、収入に不安を感じたり。
ともにこれからの人生を歩んでいくことを考えた時、恋人との幸せな将来のビジョンが見えなくなってしまうこともあります。
彼氏・彼女と遠距離恋愛になった時
今までは直接会うことができたのに、電話やメールでしかコミュニケーションが取れなくなってしまう・・・遠距離恋愛はさびしさとの戦いです。
ずっと彼氏・彼女に会えずに過ごすのはツラいですよね。
遠距離恋愛中は恋人に会えないさびしさを解消するために、誰かといっしょに過ごすことが多くなります。
そのため、遊び相手の中に異性がいた場合、遠距離恋愛のツラさなどを相談するうちに浮気に発展してしまうケースも。
親身になってくれる相手に少しずつ惹かれていき、気がつけば好きになっていたというパターンが多いんです。
彼氏・彼女を傷つけないための上手な別れ方
恋人と過ごした幸せな時間をふり返っても、別れたいという気持ちに変わりはありませんか?
あなたの決心が固まったら、相手を傷つけない上手な別れ方を考えていきましょう!
心の準備期間をつくる
あなたが急に別れを告げてしまっては、彼氏・彼女が受けるショックはさらに強いものになってしまいます。
そのため、恋人に会う機会を少しずつ減らす、電話やメールでの連絡を控えるなど、相手が「別れの気配」を感じられるようにしてあげるといいかもしれません。
「もしかしたら・・・」という不安は、同時に別れへの覚悟を相手にもたせます。
あなたの態度の変化が伝わったと感じたら、早めに別れを切り出すようにしましょう。
彼氏・彼女に直接会って伝える
恋人と別れることを決めたのはあなたの都合です。
その後ろめたさから相手に会うのを避け、知り合いに伝言を頼んだり、電話やメールで別れを告げたくなるかもしれません。
ですが、できることなら直接会って、あなた自身が別れの言葉を伝えるようにしましょう。
伝言やメールでは
あなたの表情や雰囲気は伝わりませんよね。
直接会って話せばすぐに伝わることでも、間接的なメッセージでは気持ちが誤解されてしまうこともあります。
あなたの気持ちが正しく伝われば、その後も友人として接するなど、二人の関係は形を変えて続くかもしれません。
別れた後にお互いが後悔することのないよう、大切な言葉は直接伝えるようにしましょう!
お互いの気持ちを話し合う
お互いが納得できるよう、きちんと話し合った上で別れるようにしましょう。
気持ちにモヤモヤを残したままでは未練が残り、相手のことをあきらめることも、新しい恋愛をはじめることもできなくなってしまいますよね。
お互いの気持ちをしっかり話し合うことによって、恋人がどれだけあなたのことを強く思っていてくれたかがわかり、もう一度やり直すこともできるかもしれません。
彼氏・彼女とわかりあえるまで、何度でもお互いの気持ちを話し合いましょう!
別れる理由は状況に応じて伝える
あなたの都合で言い出した別れですから、せめて理由はハッキリ伝えたいと思うかもしれません。
「お互いに未練を残さないためにも遠回しな言い方は避けたい!」
その気持ちはわかりますが、別れる理由によっては正直に話さない方がいいこともあります。
「今は仕事に集中したいから」「遠距離になって会えなくなるから」などの理由なら相手も納得してくれるかもしれません。
ですが、いくら本当のことでも「浮気相手に本気になってしまって・・・」などと伝えてしまっては、相手の心に大きなキズを残してしまいますよね。
あなたの別れる理由によっては、正直に話さない方がお互いのためになることもあるんです。
感情的にならない
恋愛の別れは、告げる側も告げられた側もツラいものです。
あなたの都合で一方的に別れを伝えるのですから、恋人は悲しみに耐えられず感情的になってあなたに恨みや罵声をぶつけてくるかもしれません。
そんな状況になっても、あなただけは冷静さを失わないようにしましょう。
お互い感情的になってしまっては、その場の勢いでどんなヒドいことを言ってしまうかわかりません。
「どうしてあんなことを言ってしまったのか」と後悔し、恋人との楽しかった思い出をふり返ることさえツラくなってしまうでしょう。
相手がどんな言葉を投げつけてきても、あなたはジッと耐え、もうこれ以上は恋人を傷つけないようにガマンしましょう!
未練が残るようなことは言わない
別れることを決めたなら、相手に未練を残すようなことは言わないようにしましょう。
恋人に会えるのはこれで最後になるかもしれないため、楽しかった時間に感謝をこめて「ありがとう」と伝えたくなるかもしれません。
ですが、相手によってはあなたのやさしい言葉が心残りになり、「もう一度やり直せるのかも」と期待してしまうことも。
そのため、恋人がナイーブなタイプであれば、やさしいセリフは避けた方がいい場合もあります。
相手の心の中にずっとあなたの姿が残り、新しい恋愛をはじめられないという状態にならないようにしましょう!
彼氏・彼女と別れたら、今度は傷つけない恋を
彼氏・彼女と別れる気持ちを固めたら、早めに気持ちを伝えましょう。
「自分の都合だから恋人に言いにくい・・・」と相手から責められることを避け、別れを告げることを先延ばしにするのはNGです。
気持ちがないのに付き合い続けては、恋人に対して失礼ですよね。
しっかり覚悟を決めて別れの意思を伝え、あなたの考えをわかってもらいましょう!
そしてあなたが新しい恋愛をはじめる時は、今度は恋人を悲しませることのないように幸せにしてあげてくださいね!