周囲で結婚ラッシュが続くと、結婚適齢期について考えてしまいますよね。
自分にはまだ結婚は早いかなと思っていても、家庭を持って幸せそうな友人を見たり、両親から良い人がいないか聞かれると、なんとなく焦りを感じてしまうもの。
私たちの身近な問題だけれど、意外と知らないことも多い結婚適齢期。
今まで考えたことがなかったけれど、そもそも一般的な適齢期っていつなんだろうと悩んだり、仕事や収入など、本人の状況によっても適齢期は変わるのか、
疑問に思うこともありますよね。
そこで今回は、結婚に適した年齢や、今アナタは本当に結婚に適したタイミング
なのかを判断するポイントなど、結婚適齢期についての情報をまとめました。
結婚適齢期とは?
社会人になってある程度の年齢を重ねたり、職場で後輩を指導する立場になると、
そろそろアナタも結婚適齢期だからと、周りの人から結婚を勧められることも。
ですが、結婚適齢期と言われても、何を基準に判断しているのかが分からず、
本当に結婚に適したタイミングなのかな?と考えてしまうこともありますよね。
アナタの結婚適齢期を考えるために、まずは一般的な結婚適齢期とは、
何を基準に決められているのかを見ていきましょう!
現代人の結婚適齢期は上昇している
結婚適齢期はそれぞれの時代の平均寿命によって変化し、
近年の結婚適齢期は上昇を続けています。
現在では30代、40代の結婚もよく見られるようになりましたが、
まだ平均寿命がずっと短かった時代は、男女ともに結婚適齢期が15~20歳と、
非常に若い年齢で結婚することもめずらしくなかったんです。
現代では医療技術の進歩や食生活が豊かになったこともあり、
平均寿命も大きな伸びを見せるように。
日本も2016年には男女ともに平均寿命が80歳を超えるなど、
世界でもトップクラスの長寿国になっています。
このように、平均寿命が伸びたことや、女性が社会に出て働き始めるなどの
ライフスタイルの変化もあり、現在では男女ともに結婚適齢期は晩婚化が
進むようになりました。
日本人の平均結婚年齢
日本人の平均初婚年齢は、2016年の時点で男性が約30歳、
女性が約29歳という結果に。
日本人の初婚の平均年齢は毎年増加を続けていますが、この理由は先程ご紹介した、平均寿命の伸びや女性のライフスタイルの変化によるものと考えられています。
婚姻率については減少を続けていて、これらの背景には、結婚したくても
生活に不安があったり、あまり子供をほしくないと感じる男女が増えているなど、
経済的な不安や価値観の変化を理由に挙げる方が多いようです。
男女で結婚適齢期は違うのか
ここまでは、結婚適齢期が上昇していることや、平均結婚年齢について
ご紹介してきましたが、実際に結婚を考えている男女は、
適齢期が何歳だと考えているのでしょうか?
ここからは、男女それぞれが考える結婚適齢期や、その理由についてご紹介します。
男性が考える結婚適齢期
男性が考える結婚適齢期は、26〜30歳が多いようです。
この年代の男性は、若手からベテランへと、
自身のキャリアを伸ばす年齢に差しかかる頃。
仕事でも少しずつ大きなプロジェクトを任されるようになり、
金銭面でも余裕ができるなど、仕事やプライベートが
一番楽しくなるのもこの年代の特徴です。
仕事が安定すれば自分に自信を持つことができ、もし結婚して家庭を持っても
十分に家族を支えていけるはずと、お付き合いしている女性にプロポーズする
男性も多いんですよ。
また、30歳が近づくにつれ、仲の良い友人たちが次々と結婚してしまい、
独身に寂しさを感じてしまう男性も。
友人が家族優先になって夜遅くまで遊ぶ機会が少なくなったり、
奥さんや子供の話を聞かされる内に、自分も家族がほしいなと
思うようになるんです。
女性が考える結婚適齢期
女性が考える結婚適齢期は、25〜29歳と、
男性に比べて少し低めの年齢となっています。
最近では家事や育児を手伝ってくれる男性も増えてきましたが、
女性は結婚して家庭を持つと、主婦として忙しくなることが多いですよね。
そのため、結婚するとプライベートでの時間が少なくなるとの考えから、
仕事や友人たちとの交流など、独身時代を楽しんでから結婚したいと
考える女性も多いようです。
また、結婚後もしばらくは2人きりの生活を楽しみたいという意見も多く、
旅行やデートなど、アクティブな新婚生活を過ごすためにも、体力のある
20代の内に結婚したいという声もありましたよ。
結婚適齢期を判断しよう
男女それぞれが考える結婚年齢についてご紹介してきましたが、
年齢は適齢期を判断する目安のひとつ。
結婚による仕事への影響など、
アナタの状況によっても適齢期は変わってきますよね。
周りの声や友人たちの結婚ラッシュでプレッシャーを感じてしまうことの
ないように、アナタにピッタリの適齢期を判断する方法をご紹介します。
男性の結婚適齢期を決めるポイント
男性の結婚適齢期を決めるポイントのひとつとして、仕事と収入の安定について
ご紹介しましたが、他にも子育てや両親の年齢など、適齢期を決めるポイントを
見ていきましょう。
子育てを考えた時
男性が結婚を意識するきっかけのひとつが、子供を持ちたいと考えた時。
結婚して子供を育てるためには、安定した収入が必要になります。
そのため、あまり歳をとってから結婚すると、子供の自立までに
定年を迎えてしまい、家族の生活を支えることが難しくなってしまうことも。
結婚して子供を持ちたいと考えている男性は、自動車やマイホームの
購入資金だけではなく、子供の養育費もきちんと貯金をしておくようにしましょう。
将来の設計をしっかりと立て、これなら子供を育てられると判断できた時が、
子供を持ちたいと考える男性の結婚適齢期と言えるのかもしれません。
両親の年齢・介護
男性が歳をとれば、同じように両親も年齢を重ねていくことになります。
そのため、あまり年齢が高くなってから結婚すると、
早くから両親の介護が必要になってくることも。
また、両親が高齢であれば、そろそろ孫の顔が見たいと、
結婚を期待されることもありますよね。
結婚は焦らずに、自分にピッタリの相手を見つけることが大切ですが、
早く結婚して両親を安心させてあげたいと思っている場合は、
両親の年齢も適齢期の条件として考えておきましょう。
結婚する女性に社会人の経験があるか
仕事が忙しくて、結婚してもなかなか家族と一緒に過ごす時間が
持てそうにない・・・そんなお悩みを持った男性は、社会人として
働いた経験のある女性を結婚相手に考えてみるのもオススメです。
社会に出て働いた経験がある女性なら、残業で帰りが遅くなるといった
男性側の事情にも理解を示してくれることが多いですよ。
ですが、どんなに理解のある女性でも、
家族で一緒に過ごせる時間が少ないと寂しさを感じてしまうもの。
休日には家族サービスをするなどして、結婚しても
大切な家族を悲しませることのないように気をつけましょう。
男性の気持ちを分かってくれるステキな女性との出会いは、
まさに男性の結婚適齢期ですよね。
女性の結婚適齢期を決めるポイント
女性の結婚適齢期を決めるポイントには、周りの言葉による結婚への焦りや、
家庭を持つことによる仕事の影響などがあります。
自分の意見をしっかり持って、何を一番大切にしたいのかを
考えることがポイントです。
周りの言葉に流されない
女性は25歳や30歳といった節目になる年齢を迎えると、
周りが結婚ラッシュになることも
多く、結婚に対してプレッシャーを感じてしまうことも多いですよね。
ですが、結婚は好きな人ができたからするものであり、
結婚のために相手を探すのではないことを忘れないようにしましょう。
あまり年齢を意識しすぎてしまうと、自分が結婚相手に求める条件などで
冷静な判断ができなくなってしまうこともあるんです。
周りの言葉に流されて結婚を決めるのではなく、
自分がこの人と一緒になりたいと思える男性と出会えた時。
それが女性の結婚適齢期なのではないでしょうか。
子供を産む年齢
結婚して子供を持ちたいと考えている場合は、女性は年齢を重ねるにつれ、
少しずつ体調が変化していくことを考えておきましょう。
年齢を重ねても元気な赤ちゃんを出産し、幸せな家庭を築かれている女性は
たくさんいらっしゃいますが、できるだけ体に負担がかからないように、
適齢期の条件として、年齢も考えておくことが大切です。
結婚や育児で仕事に影響が出ることも
現在は女性のライフスタイルも変化し、結婚後は女性が外に出て働き、
男性が主夫になるなどのケースも少しずつ増えてきました。
ですが、結婚や出産で仕事を休職することへの理解が少ない職場も多く、
社会人としてバリバリ仕事をこなしていても、結婚をきっかけに、
仕事をやめなければいけない場合もあります。
そのため、職場が結婚や出産に理解があるかどうかも、
結婚適齢期を決めるポイントになってくるんです。
まとめ
今回は、結婚に適した年齢や、本当に結婚に適したタイミングなのかを判断する
ポイントなど、結婚適齢期についての情報ををご紹介しましたが、いかがでしたか?
つい周囲の声に流されて結婚を焦ってしまうこともありますが、一番大切なのは、
アナタが本当に好きな相手を選ぶこと。結婚適齢期を年齢だけで判断して
後悔しないように、アナタ自身の考えを大事にしてくださいね!
この他にも、恋愛コラムでは、恋愛でお悩みの男女のための
記事を掲載していますので、ぜひ合わせてご覧ください。