ステップファミリー
という言葉を聞いたことがありますか?
日本ではまだあまり馴染みのない言葉ですが、
ステップファミリーとは
【結婚・再婚・事実婚によって、血縁関係のない親子関係が生まれた家族のこと。また、そういった関係を築いていく段階(ステップ)のこと。(「ステップ」=「継ぐ」という意味もある)】
という意味があるそう。
今回はそんなステップファミリーについて
ご紹介していきたいと思います。
離婚はめずらしい時代ではない
厚生労働省のデータでは、2014年以降減少傾向ではありますが、2021年は19万組ほどが離婚しているとのこと。
詳細を細かく見ていくと、都道府県別で言うと沖縄がトップ、年代は30~34歳が多いです。
結婚してから同居期間で見ると5~10年が割合的には一番多いですが5年以下の結婚後すぐの夫婦も離婚率が高いそう。
我が家はステップファミリーですという人もたくさんいると思いますが、欧米などと比べ、日本では認知率も低く、ステップファミリーについての情報や相談窓口、支援団体なども少ないようです。
ステップファミリーはハードルが高い
今や珍しくないとはいえど、やはり大人2人でのお付き合いや再婚よりもハードルが高かったりトラブルが多いのも事実・・・。
それを考えると新たな恋愛をしたくても躊躇してしまう方も多いのでは?
ステップファミリーとしてうまくやっていくにはどうしたらいいのでしょうか?
相手の存在を隠さない
まず、お付き合いする相手ができたとき、子供に伝えるタイミングって迷いませんか?この人と結婚する!と意思が固まっていないとなかなか伝えにくいと思う人も多いと思います。
しかし、子供は本当に大人のことをよく見ています。
パパやママの変化は感じ取っているはず。
とはいえ、いきなり「恋人がいて結婚を考えている」と伝えるとびっくりしてしまうかも。
なので、実際に会わせたり、「恋人」という紹介でなくても、仲良くしている人がいるとか、まだ相手がいない場合にも、「また好きな人ができたらいいなー」とかさらっと伝えてみるのもいいかもしれません。
子供の年齢やタイミングにもよりますが、少しずつ正直に話してみるのがいいでしょう。
世間の目を気にしたり家族の形を決めない
ステップファミリーに限らず、今の時代は家族の形も家庭によってさまざま。
婚姻届けを出して夫婦になる人もいれば事実婚を選ぶ人もいたり、結婚して同居する人もいれば別居婚や週末婚、同性のパートナーの家庭もあります。
ドラマで「新しいお母さんだよ」とか、「お父さんになる人だよ」とかそういったセリフ、聞いたことありませんか?
お父さんやお母さんと呼ぶことで関係性が上手くいくならそれでOK!
でも、少しでも抵抗感や違和感があるのならそこにこだわる必要は全くありません。呼び方なんて何でもいいのです。
住む場所も同様。一緒に住むも良し、別々でもよし、週末だけ集まるでもよし。
大切なのは形にこだわらず、
みんなが心地よい距離感を見つけること。
いろいろ試してピッタリの形を探してみましょう。
がんばらない、無理をしない
これは大人にも子供にもいえることですが、離婚や再婚は精神的にも肉体的にも負担が大きいですよね?
やっとその環境に慣れたのにまた環境が変わるとなると少なからずストレスや疲労がたまるはず。
子供によりそって、子供の気持ちを第一に考えることもとても大切ですが、大人が無理をしていたりストレスをためていたら子供にも伝わってしまいます。
大人だって人間です。
呼び方や接し方、ちょっとしたことで落ち込んだり、悩むこともたくさんあると思います。
お互いに無理をせず、焦らずゆっくり進んでいくことが大切です。
いかがでしたか?
今回はステップファミリーについてご紹介してみました。
大変なこともたくさんありますが、楽しいこともきっとたくさんあるはず!
新しい恋をしたいと思ったらぜひシンシアリーユアーズで素敵なパートナーを探してみてくださいね。