マッチングサービスでお相手を探す場合に、まずは自分が希望する条件でお相手検索をして、結果一覧に表示されているお相手の画像を見ながら自分と合いそうな人を順に見て「いいね!」を送ります。
相手から「いいね!ありがとう」が返ってきてマッチング成立となり、メッセージのやり取りが出来るようになります。
プロフィールを充実させて積極的に「いいね!」を送っているにも関わらず、なかなかマッチングが成立しないという人は自己紹介文の内容が原因で、相手から敬遠されている可能性があります。
そこで、現在シンシアリーユアーズに在籍中の男女に「がっかりした自己紹介文」についてアンケートを実施しました。
「自己紹介文を見てイメージダウンしたお相手に出会ったことがある」と答えた女性が全体の70%以上もいる結果となってしまいました。
男性は16%と低い結果となっていますが、それでもゼロというわけではありません。
さらにどんな自己紹介文が残念に感じたのか詳細を調査をしていますので、ひとつずつ紹介していきたいと思います。
それわざわざ書いちゃったの?系自己紹介
●「体重三桁kgです」など極端に太っていると書いてあったらゴメンなさい。(40代・女性)
●見た目に自信なさそうな人を見るとなんで直さないんだろうって思います。(40代・女性)
●ポチャですって書いてある女性は・・・笑。(40代・男性)
●同年代の人でも、おばさんですが、と書いてあると本当におばさんぽく感じる。(30代・男性)
「太ってます」や「見た目はよくないです」などわざわざマイナスのイメージになるようなことを書いている人がいますが、これはあまり良い印象を与えません。
嘘をつけというわけでは決してありませんが、ポジティブな内容に置き換えることが大切です。
太っているなら「現在ダイエット中です」や「ポッチャリですがファッションを楽しんでます」など言い換えることで恋愛について前向きに取り組んでいる印象に変わります。
自分の見た目に自信がないのであれば「似合う服装を研究中!」とした上で、実際に服装や髪型を変えることから始めてみませんか?
ありのままの自分を好きになってほしいという気持ちは理解できますが、本当にこのプロフィールで異性が良い印象を持ってくれるのかを考え直す必要がありそうです。
自慢系自己紹介
●「実際の年齢より若いと言われます」と書いている人は大体年齢通り。(40代・男性)
●○○似です!と年齢よりも若い女性タレントが書いてあると本当に!?ってなります。(40代・男性)
●「若く見られます」系の人。大抵おじさん。(30代・女性)
●若い頃は海外で仕事を…みたいな男性は嘘くさい。40代・女性)
●高級車に乗ってるアピール。ツーシーターの車はむしろ嫌。(30代・女性)
実生活と同様に相手に自慢話をする人は煩わしい印象を与えます。
それはマッチングサービスも同じです。自己アピールは大切ですが自慢話にならないように十分に注意をする必要があります。
「高級車や高級腕時計を持っている」「海外に詳しい」などのプロフィールを書くことで財力のアピールをしているつもりかもしれませんが、相手はあなたのことをよく知らない状態でそのプロフィールを読んでいます。
趣味で散財をするタイプなんだと誤解されてマッチング成立が遠のいてしまう可能性すらありえます。
また、若く見られる自慢のプロフィールは男女どちらからも避けられているようなので自己紹介として書かないほうがよさそうです。無理に若作りをするよりも、年相応の振る舞いをした方が好印象を与えることができます。
自慢話ではなく、自分がどんな人間なのか内面から理解してもらえるような自己紹介文を目指しましょう!
恋愛に興味ない系自己紹介
●使い方がわかりませんって書いてあると、やる気がないのかな?って感じる。(30代・男性)
●「初心者です」みたいなことが書いてあると「だから何?」って思っちゃう。(40代・女性)
●世界を広げたくて登録した的なプロフィール。それならSNSでよくない?(40代・男性)
ガツガツ感を出したくないのかもしれませんが、この人に「いいね!」を送っても反応が薄そうだなと思われてしまうかもしれないのでこれらの自己紹介文は逆効果です。
恋愛や結婚に興味があるからこそマッチングサービスに登録しているのに、そんなところで見栄を貼る必要は全くありません。
この人とならマッチングするかも!と思われるような、恋愛に対して積極的な内容のプロフィールの方が「いいね!」や「いいね!ありがとう」を送ってもらえる確率が格段に上がります。
印象の良い自己紹介文とは?
年齢や身長などと違い、自己紹介文は自由に作成することの出来る項目となっています。
リアルな出会いだと長く続いた友人関係から恋人関係に発展することもありえますが、マッチングサービスではプロフィールの印象がよくなければ縁はそこで終わってしまいます。
相手が自己紹介文を読んだときに、良い印象を与えることができる内容になるようポイントを3つ紹介します。
1.丁寧な印象にする
冒頭は、簡単な挨拶と自己紹介から始めましょう。
詳細な情報まで書く必要はありませんが、住んでいる場所や職種など大体の内容を書いておくとメッセージを送りやすいです。
かしこまり過ぎる必要はありませんが「直接の知り合いではない人が見る」ということを考えるとタメ口はオススメできません。絵文字や顔文字の利用は控え目にして、です・ます調を使うと真剣さが伝わりやすいです。
2.趣味や休日の過ごし方を書く
同じ趣味を持っていることはマッチングするにあたり大きなアピールになります。相手が同じ趣味を持っていなくても人物像の具体的なイメージがしやすくなるので、結果として親近感を与えることに繋がります。
特に趣味がない場合は、好きな映画や漫画のタイトル、休日の過ごし方などを書いておくのもいいですね。
ただし、ギャンブルや車、アイドルのおっかけなど、見る人によってはあまり良い印象を持たれない趣味もあります。とにもかくにも、マッチング成立を目指すべきなのであまり良い印象を持たれないであろう趣味は書かない方がベターです。
自己紹介文で自分のすべてを知ってもらおうとする必要はありません。
3.恋愛観や結婚に対する意思も忘れずに
「まだ結婚は考えていない」
「いつ頃までに結婚をしたい」
「過去に婚姻歴があって再婚を希望している」
など恋愛や結婚に対する具体的な意思を記載しておくことで、誠実な印象を持たせることが出来ます。特に、過去に婚姻歴のある場合は、同じ境遇や考えの人とマッチングしやすくなるので必ず書いておきましょう。
ただし、希望の条件を詳しく書きすぎるのはNGです。出会いのチャンスを減らしてしまします。
自己紹介文を読んでもらうためのコツ
初めてマッチングサービスに登録した方、登録中だけど思うようにマッチングが成立せず悩んでいる方は、上記で紹介した3つのポイントを踏まえて、300~400文字で自己紹介文を作成してみましょう!
300~400文字というのはスマートフォンで見たときにスクロール無しで画面に収まる文章の長さです。長すぎる自己紹介文は相手に読んでもらえずマッチングを成立させることが難しくなってしまいます。
詳しい自己紹介はマッチング後にメッセージのやり取りで徐々にしていけばOKです。
そして、自己紹介文を入力後は自分のプロフィールが相手にどう見えているか見え方のチェックを必ず行ってください。読みにくいと感じた場合は改行を入れたり、段落ごとに1行あけて余白を作るとぐっと読みやすくなります。
最後に
マッチングが成立しても必ず交際が始まるというわけでもありません。マッチングサービスでは3~5人の相手とやり取りをするのが平均だと言われています。
1人目で運命の相手に出会えたら、それはとても素敵なことですが現実はそんなにうまくいきません。良い人に巡り合うためには、マッチング率を上げることを意識して自己紹介文を作成することが成功への近道といえるでしょう。