シンシアリーユアーズは幅広い年齢層の会員が在籍中ですが、メインユーザーは男女ともに30代から40代を中心とした結婚を前提としたお付き合いを希望して活動している人たちです。
恋愛や結婚に夢を見ていても許される20代とは違い、30代になるとより具体的に結婚を意識して幅広い層を視野に入れ始める人が増え始めるのがこの世代の婚活の特徴です。
そして30代を過ぎると初婚だけではなく再婚希望の会員が増えてきます。シンシアリーユアーズでも約半数が婚姻歴のある再婚希望の会員だと過去のコラムでも紹介をしていますが、真剣婚活をするお相手から見た際に自分の「婚姻歴」が結婚相手としてネックになってしまうのではないかと不安になることはありませんか?
そこで、シンシアリーユアーズで現在婚活中の男女に「婚姻歴がある相手は恋愛の対象になるか?」というアンケートを実施しました。
離婚歴が有利になることも?
YES(なる)と回答した人は男女ともに8割を超えています。回答を詳しく見て行くと大きく3通りにわけられました。
1.自分も婚姻歴がある
●バツあり同士で前に進めたらという思いがある(男性・40代)
●経験者同士にしかわからないこともある(男性・30代)
●自分もそうだから(女性・40代)
●自分がバツイチなのでむしろバツありの方を希望(女性・30代)
●自分がバツアリなので相手が初婚だと向こうの親に申し訳ないかな(女性・40代)
冒頭でも記述した通り、男女ともに約半数が婚姻歴がある会員です。
婚姻歴がある会員は婚姻歴あり同士での再婚を希望する意見が多い結果となりました。一度結婚で失敗したからこそ、その経験を生かして前に進みたいと考えている人が多いようです。
実は、バツイチ同士の再婚はご縁さえあればトントン拍子に進むことが多いんです。シンシアリーユアーズでも、バツイチ同士だから…とお互いに当初は再婚するつもりはなかったのに交際を始めてから1年で入籍した夫婦の体験談が届いています。
こんな人と夫婦になったら楽しいだろうな
離婚という同じ体験を乗り越えて出会ったという経緯があるからこそ、第二の結婚生活ではお互いを幸せにしたいという思いでうまくいくのです。
2.状況による
●離婚の理由による(女性・30代)
●相手が離婚の原因になった方じゃなければOK(男性・30代)
●子供がいなければOK(女性・30代)
●子供がいなければ全然問題ありません(男性・40代)
●バツ2以上はちょっと怖いけどバツイチなら全然ありです(男性・40代)
離婚したときの状況によっては婚姻歴のある人でも結婚相手として十分に魅力的だと考えている人も多くいる結果となりました。
性格の不一致や価値観の違いで離婚にいたってしまった場合は結婚相手として考えられるけど、不倫や借金などその人に離婚理由の原因がある場合は自分と結婚してもまた同じ過ちを繰り返すのではないかと不安になるのは仕方がありません。
また、子供の有無でも恋愛相手になりえるかが大きく左右されます。
子連れで結婚する場合と、元配偶者が子供を引き取っている場合、どちらにしても子供を育てるには必ず元配偶者との間に養育費の問題が発生します。相手と子供の存在を一緒に認めることが出来る人でないと、子持ちの相手とは良好な関係を育むのは難しいでしょう
そして、離婚歴が2回以上ある人は原因がどうあれ性格やライフスタイルが結婚に向いていないと判断されてしまいます。結婚相手として心理的ハードルが高いと感じる人が多いのは残念ながら事実です。
3.婚姻歴は気にならない
●お互いに独身の状態なら細かいことは気にならない(男性・30代)
●ある程度の年齢で婚姻歴がない方がちょっと気になる(男性・40代)
●今どき離婚は特に珍しいことじゃない(女性・30代)
●次は離婚したくないという気持ちで色々譲ってくれるんじゃないかという下心もある(女性・30代)
昨今では離婚というのは珍しいことではなくなりました。母子家庭や父子家庭も昭和の時代ほど珍しいものではありません。
お互いが独身であれば、どんな相手でも気にならないというフランクな考えの人も増えてきました。
中には、自分が初婚で相手がバツありだと相手や向こうの親が気を遣って大事にしてくれるんじゃないかと考えている若干下心ありな人もいました(笑)。
ただし、離婚歴がある場合は始めから離婚歴があると伝えておく方がベターです。
離婚歴を負い目に感じて初婚だと嘘をついたり、交際を始めてしばらく時間が経ってから打ち明けるのは相手に不信感を与えるだけなので遅かれ早かれ破局を迎えることになるでしょう。
過去は変えられない
次は少数派となったNO(なし)と答えた人の意見も見て行きましょう。
●なにか問題があって結婚生活に失敗した人だと思うから(女性・30代)
●離婚するにはそれなりの理由があったんじゃないかと不安に思う(男性・30代)
●初婚同士の方が運命を感じる(女性・20代)
離婚をするということは、結婚するより何十倍も大変だと言われます。
でもそこまでしても離婚をしたということはそれなりの理由が少なからず本人にもあるんだろうと考えている人はいます。
逆になんでこんなに良い人なのに離婚をしたんだろうと疑心暗鬼になるパターンも・・・。
結婚は誰もが幸せになりたくてするものです。失敗を恐れて二の足を踏んでしまうのも理解が出来ます。
もし相手が離婚歴があることに不安を感じている場合は、不安な気持ちを素直に打ち明けてもらい、その不安が解消するよう誠実に説明することが重要です。
残念ながら離婚をしたという過去は変えられません。何か少しでも気になることがあれば、その都度2人で話し合い乗り切っていくことで信頼を勝ち得るしか方法はありません。
過去を悔いるより過去の経験を生かして前に進もうとする気持ちが大切なのです。