結婚に恋愛感情って必要ですか?

皆さん、「結婚」についてどんなイメージを持っていますか?
運命的な出会いをした男女が恋に落ちて、恋愛感情を経て夫婦になり、いつか子供を持って家族になる。
一般的にはそんなイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。

でも最近は恋愛感情なしの「友情結婚」をしたいと考えている人たちが、同じ考えの同士を求めてマッチングアプリで出会いを探しています。
「恋愛感情がないのにマッチングアプリを使うの?」と思われるかもしれませんが、恋愛感情がないからこそマッチングアプリを利用するのです。

なぜなら、大抵のマッチングアプリはプロフィールに自己紹介欄が設けられています。
そこに「友情結婚がしたい」と記載しておくと友情結婚が理解できない相手からはアプローチがないし、自分がアプローチした相手が恋愛をしたいという考えなら、リアクションが返ってくることもありません。理解のある相手を探すには合理的なシステムなのがマッチングアプリなのです。

恋愛感情なしで結婚したい人の心理

恋愛そのものに興味がない、恋愛感情をあまり感じられない「アセクシュアル」と呼ばれる人達が少なからずが世の中にはいます。
でもそんな「アセクシュアル」の人達も、自分なりに大切だと思えた人と寄り添って共に生活をしたいと考えているのです。

「アセクシュアル」とは?

厳密には、薄い恋愛感情は持てるデミセクシャル、恋愛感情はあるけど性的欲求はないロマンティック・アセクシャル、恋愛感情も性的欲求もないアロマンティック・アセクシャル、など細かい分類がありますが、日本では他者に対して性的欲求を抱かないセクシャリティの人たちを「アセクシュアル」と総称しています。

アセクシュアルの人たちは恋愛感情や性的欲求は持っていませんが、他人にまったく興味がないわけではありません。友情や家族愛を理解し大切に感じている人がほとんどで、他人に無関心な人達というとでは決してありません。

将来への不安

恋愛をしたい、恋人が欲しい、といった理由ではなく、ただただ1人で暮らしていくのが不安になることも・・・。
だからこそ信頼できる相手を人生のパートナーにしてお互いに助け合って生きていきたいと考えているのです。そこに恋愛感情はなくても、友人として家族としての愛情はそこにあります。

家庭を持ちたい

恋愛感情はなくても家族を作って自分の子供を持ってみたいと考える人もいます。
将来的に子供を持つことが目的なので、年収や住んでいる場所、一緒に子供を育てるにあたって価値観が共有できる人かどうか、ということが相手を探す際の最重要条件になります。
また、日本では家庭を持つことで世間から社会的評価が高まる風潮があります。そのために家庭を持ちたいと婚活をする人も少なくないようです。

友情結婚のメリットは?


友情結婚=偽装結婚ではありません。
恋愛感情こそ無いけれど、価値観や利害が一致した信頼のできるパートナーとして結ばれている、新しい結婚の形です。
そんな友情結婚には、どんなメリットがあるのか紹介していきます。

信頼関係がある

友人として仲が良いからこその信頼関係があります。
恋愛感情があると相手が浮気するんじゃないかなどの心配はつきませんが、友情はどんなときも揺るぎません。
婚姻生活や子育ては決して楽しいことばかりではありません。お互いに信頼し、尊敬し合える関係の2人ならば何かハプニングが起きたときも力を合わせて乗り越えていけるはずです。

倦怠期がない

恋人や夫婦は一緒にいる期間が長くなるとどうしても倦怠期が訪れます。
中にはずっとラブラブなカップルもいますが、大抵は知り合って付き合い始めた頃をピークに恋愛感情は段々と薄れていきがちですが、元々恋愛感情ではないのでフラットな関係を続けていけます。
最初は恋愛感情がなかったはずなのに、長く共に生活をしたことで恋愛感情にも似た暖かな感情が育まれることもあります。

恋心が冷める瞬間がない

恋愛結婚した夫婦が、その後100%うまくいっているというわけではありません。
結婚して家族になったからこそ、恋愛モードのときにはフィルターがかかって見えていなかったことが見え始めて亀裂が生じるなんてこともあります。
その点、友情結婚は「一緒に暮らせる人かどうか」という点に重きを置いて相手を探すので、結婚後も結婚前と変わりなくフラットな状態で相手と快適に過ごしていけることが多いのです。

まとめ

無理に結婚という形に拘る必要はありませんが、激しい恋愛ではなくても穏やかな感情に心安らぐことが出来るのならば、それも一つの愛情です。
恋愛感情がよくわからなくても、「この人との時間を大切にしたい」思える人が現れたら、流れに身を任せてみると人生案外うまくいくことの方が多いものですよ。

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