こだわりが強すぎない?
40代ともなるとそれまでに培った価値観はなかなか変えることができません。恋愛観をこじらせて相手にまで自分の価値観を押し付けていませんか?
せっかく結婚するなら世界に1人だけの素敵な人と!と考えたくなる気持ちは理解できますが、相手に求める条件が多いと、お相手は見つかりません。
少し条件を緩めるだけで出会える可能性がグンと高くなります。
自分のスペックを見直して、受け入れてもらえそうな相手を想像してみるとよいでしょう。
年収や年齢、学歴や外見、さらには職業や出身地、兄弟構成、喫煙や飲酒の有無など細かい理想の条件を挙げればキリがありません。どうしてもこれだけは譲れないという条件を3つ程度に絞ってそれ以外のことは気にせず、とにかく出会う人数を増やしましょう。
例えば、「年齢」「現住所」「転勤の有無」の3つだけは譲れないと決めた場合は、その他の項目が自分の希望する条件と違っていても出会いにカウントしてしまいましょう!
実際にメッセージのやり取りやデートをしてみたら意外と気が合う人だったということは往々にしてあるものです。
理想の条件が全て満たされていなくても、絶対に譲れない条件と、性格や価値観がマッチすれば細かい条件については譲歩できることもあります。
特に男性は相手に希望する「年齢」を、女性は「年収」を再検討してみるとよいかもしれません。妥協ではなく「条件の幅=可能性の幅」と考えて、まずは相手に出会うチャンスを広げましょう。
「ガツガツしてると思われたくない」って思ってない?
周りの目を気にして婚活にガツガツしてると思われたくないと思っていませんか?
ここで一度、一般的な年代別モテ指数の確認です。
女性のモテ指数は25歳をピークに以降はなだらかに降下が続きます。男性は収入が安定した30歳から35歳でピークを迎えた後、急降下してしまいます。
40代の婚活なんですから、ガツガツしていて当たり前です。むしろ40代だからこそ、ガツガツしないと結婚まで辿り着くことは難しいでしょう。
誰かれ構わず見境なく声をかけたり、婚活中に出会った人にしつこくアプローチをするなどといった行為はもちろんNGですが、真剣に婚活をしていると周りにアピールするのは悪いことではありません。
むしろ真剣婚活中をアピールすることで、友人や同僚から「良い人がいるんだけど会ってみない?」と相手を紹介してもらえる可能性があるからです。
また、既にパートナーがいる同性は頼もしい味方になります。身だしなみやデートプランなど相談に乗ってくれる可能性が高く困ったときにきっと助けになるはずです。
本当に「今」結婚したい?
「結婚すること」が目的になってしまっていませんか?
周りがみんな結婚しているから、親が結婚を急かすから、という理由で婚活を始めた人は一度立ち止まって自分の結婚に対する思いを確認してみる必要があります。
なんで結婚したいのか。
結婚してどんな生活がしたいのか。
どんな人と一緒に残りの人生をどう歩みたいのか。
無理をして結婚をしようとしていないか。
結婚をして本当に幸せになれるのか。
焦って結婚をしても良いことなんてありません。不幸せな結婚生活を送るくらいなら、独身でも楽しく過ごす方が健康的です。
仕事や趣味に没頭している人は魅力的なので、いつかその魅力をわかってくれる人が現れるかもしれません。
「40代だし結婚できるならだれでもいい」という考えはやめましょう。「この人となら穏やかに暮らしていける」と思える人とするのが結婚です。心安らぐ穏やかな生活が出来ないのであれば焦って結婚をする必要はありません。