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同棲の先にあるのは・・・

恋人としての交際期間が長いと、いずれ結婚を意識する日がやって来ます。「プレ新婚生活・プチ新婚生活」として同棲を始めるカップルが年々増えているようです。 その一方で、結婚前の男女が一緒に暮すことに否定的な考えを持っている方達もまだまだ少なくありません。

そここで今回は、現在ラブサーチを利用して恋活・婚活中の男女に「同棲のメリット&デメリット」についてアンケートを実施しました。

女性は同棲を高く支持

結婚前の同棲は必要だと思いますか?

「必用」だと回答した男性は44.4%、女性は66.7%でした。 女性は7割以上の人が結婚する前に同棲をしたいと回答しています。男性は半数を下回りましたが、同性は必要だと考えている人は男女ともに結婚を具体的に意識した上でのポジティブな考えのもと、同棲をしたいと考えている人が多い結果となりました。

同棲のメリットはなんだと思いますか?

  • お互いの生活スタイルがわかる。(30代・男性)
  • 相手の普段の様子が分かる。(20代・男性)
  • お互いの私生活や癖などを知れると思います。(20代・男性)
  • 生活パターンの理解。(30代・女性)
  • 相手の生活力がわかる。(30代・女性)
  • ダメだったら別れてやり直しが出来る。(30代・女性)
  • ずっと一緒に居れる。(20代・女性)
  • 残りの人生を一緒に生活していけるか確認出来る。(40代・女性)

同棲のデメリットはなんだと思いますか?

  • 女性の素の姿が怖い。(20代・男性)
  • 同棲して結婚より、別れたカップルの方が周りに多い。(40代・男性)
  • 別れても問題ないというのが頭にあって嫌なところが目につく。(30代・男性)
  • 解消が大変。(30代・男性)
  • 生活感が出て所帯染みそう。(30代・女性)
  • 期限を決めないと結論を出せなさそうなイメージ(20代・女性)
  • 1人の空間がない。(30代・女性)

メリットとデメリットの両方の意見を見ていくと、交際と結婚は全然違うものだと考えている人が圧倒的に多数でした。特に20代~30代前半の方は男女問わず、同棲を結婚生活のお試し・練習期間として考えている方が多く見られます。

同棲を始めてて3ヶ月が経っても相性ピッタリ!薔薇色の生活!!もう結婚しかない!!!というカップルがいればそれはとてもおめでたいことです。今すぐにでも役所へ行って入籍してください。 しかし、実際は同棲前は少しでもよく思ってもらおうと頑張って身だしなみを整えたり、相手を思いやって気遣ったりしていたのに、一緒に暮してみると意外とだらしがなかったり、生活のタイミングや金銭感覚が合わずストレスを感じたり…といった相手の嫌な部分を見つけてしまうカップルの方が多いでしょう。

それでもなんとか2人で意見をすり合わせて、一緒に暮していきたいと感じれば結婚への道を自然と選ぶことになります。自分が相手を知るということだけでなく、パートナーにも自分を知ってもらえることが同棲の最大のメリットになります。 逆に、この相手とは共同生活が出来ないと分かれば結婚そのものを考え直すことが出来ますから「離婚」というリスクを回避することも出来ますね。

何事もケジメを大切に

同棲をしていると、そのままの生活が楽で結婚まで進まないのでは?という意見もチラホラありましたが、例えば「結婚資金を一緒に貯める」という具体的な目標を持って計画的な同棲をスタートさせてみるのも楽しいかもしれませんね。

しかし、50代以上の親世代や住んでいる地域によっては、結婚前に同棲をするということに抵抗がある方がまだまだたくさんいます。両親の反対を恐れて内緒で同棲を始めるくらいなら、思い切って一度双方のご両親に「結婚をするために同棲をする」と挨拶に伺っておくことでをオススメします。 内緒にしておいて悪い印象を持たれるより、もし反対をされても明確に自分の意思を伝えることで、より結婚を具体的に結婚を意識できます。

同棲生活はそれまでの交際と違って家賃や生活費などお金に関する問題が多く発生します。 金銭トラブルは親戚間や親しい友人同士でも遺恨が残るものです。同棲生活をおくる上で、お金をどう支払っていくか、しっかりとルールを設定することが重要です。 また、家事などの役割分担についても、どちらか一方にかかる負担やストレスが重くならないように2人で充分に話し合いましょう。

どうしても折り合いがつかず、同棲を解消することになってしまったら…。

新生活を始めるのは割と簡単ですが、それを解消にはかなりの時間と労力がかかります。部屋の解約、引越し代、共同で購入したモノの処分、他にも清算することが盛りだくさんで考えるだけでも頭が痛くなります。

外国では結婚をしない事実婚というライフスタイルも当たり前となっていますが、現在の日本では事実婚はあまりにもデメリットしかありません。憧れだけで衝動的に同棲を始めるのではなく、同棲生活から結婚への道を進むか、それとも別れへの道を進むか、どちらかを選ぶことを覚悟をしてください。もちろん、同棲をしていたにも関わらず離婚してしまう夫婦もいるし、同棲をしていなくても結婚後ずっとラブラブな夫婦もいます。

恋愛と結婚の違いをはっきりと意識して、お相手のことを見極めることが大切ですね。 結局はお互いを思いやる気持ちが大切です。

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