たかひろさん(男性)からのご報告
出産まで色々ありました。
妻の妊娠が分かったのは、今年にはいってすぐのことでした。
結婚して3年弱、待望の妊娠でした。
去年の夏ごろから、そろそろ子どもがほしいね、という事を話していました。
安定期に入るまでは妻の体調とおなかの中の子どもが心配でしたが、無事に何事もなく日々が過ぎていきました。
出産予定日が近くなるにつれ、赤ちゃん用品を徐々に買いはじめました。だけど初めての赤ちゃん。何を買えばいいのかまったく分かりませんでした。
そこで、大学時代の同級生の「お母さん」に、SNSを通じてアドバイスをもらいました。それと、お互いの両親にも買い物に付き添ってもらったりもしました。
間もなく産まれてくる我が子のことを想像しながら。
出産予定日を1ヶ月きったころ、そろそろ名前を決めないと!という事で、あわてて考えました。
誰にでも読んでもらえる分かりやすい名前、という事を絶対条件として、まずは名前の響きから考えました。
名前の響きがいいものをいくつか決め、次は漢字を当てはめました。
そして画数を調べました。
名前を考え始めてから2週間ぐらいして、ようやく「これだ」という名前にたどりつきました。もうこれでいつ産まれてきてもいいよ!という態勢でした。
そして、出産予定日の前日、僕が仕事から帰ってきて、夕飯をすませ、お風呂を出たところで、
妻が「破水したかも・・・」と。
急いで産婦人科に電話し、すぐに診察してもらうことに。
夜の9時すぎのことでした。
案の定、破水しており、妻はそのまま入院となりました。
でもまだ陣痛はきておらず、僕はその日はいったん自宅に帰ることにしました。もし何か変化があれば携帯に電話をもらうことにして。
はじめて我が子にご対面。
そして翌朝6時、会社に出勤するためいつも通りに起きたら妻から電話が。
「産まれたよ」と。
なんでも、僕が自宅に戻ってから間もなくして陣痛がはじまり分娩室に入ったとの事でした。立ち会えなくて悲しいような、でも無事に安産で母子ともに元気で嬉しいような、微妙な気持ちでした。
その後、会社に出勤し、早く我が子に会いたくて仕事を早退しました。
そしてはじめて我が子とご対面。なんだかまだ自分の子どもという実感がなくて変な感じでしたが、めちゃくちゃ可愛くてしょうがなかったです。
世のお父さんたちが親バカになる気持ちが分かりました。
これからきっと子育てに翻弄されて大変でしょうが、がんばっていこうと思います。