「清潔」なだけではダメ？
よく女性に好きな男性のタイプを聞くと「清潔感がある人」という答えを耳にします。
清潔感がないと恋愛の対象になるどころか、女友達にすらなれる可能性はありません。男性同士では気にならないことも女性は敏感に気づいて、いつの間にか避けられているなんてことも珍しくありません。
「清潔」を辞書で調べると
◆清潔［名・形動］
１ 汚れがないこと。衛生的であること。また、そのさま。「からだを清潔に保つ」「清潔な下着」⇔不潔。
２ 人柄や行いが清らかで、うそやごまかしなどがないこと。また、そのさま。「清潔な選挙」
（goo国語辞書より）
とあります。
現代の日本で何日も入浴をしなかったり衣服を洗わない人はごく少数だと思われます。なぜなら不衛星な状態では学校や会社から必ず指導や注意などが入り、改善を求められるからです。
それでも多くの男性が「女性から清潔感がない」と思われてしまうのはなぜなのでしょうか。
「清潔」なだけではいけないの？
「清潔感」の「感」ってなに？
と感じている男性の疑問を解決するべく、ラブサーチに在籍中で恋活・婚活中の女性に「清潔感がない男性だと感じるポイントを教えてください」というアンケート調査を実施しました。
気になる結果は…？
女性は男性のどこを見て「清潔感がない」と感じているのか、1位から順に結果と簡単にできる対策方法を紹介していきます。
もし自分が当てはまってるかも…とドキッとした方は参考にしてみてくださいね。
1位 手入れがされていない頭髪（87.8pt）
第一に髪は毎日洗いましょう。頭皮の汚れを落として清潔に保つことで薄毛も回避できます。
フケなどの肌トラブルがある場合は、フケ予防シャンプーを使うなどケアをする必要があります。
第二に定期的に美容院または理容室へ行きましょう。伸ばしっぱなしのボサボサヘアは無造作ヘアではありません。
この二点に注意するだけで清潔感を保つことができます。
あとは寝ぐせを放置せず、ヘアワックスなどで少し髪型を整えれば完璧です。
2位 口臭（85.4pt）
口臭は目に見えません。周囲もなかなか指摘しにくいため本人が気づいていないことが多く、地味にメンタルを削られている女性が多い結果となっています。
・食後は歯を磨く。
・人と会う前は臭いの強いものを食べない。
・喫煙後はブレスケア用品を利用する。
など対策をしっかり行っていきましょう。
異性だけでなく、周囲の人に迷惑がかからないように心掛けたいものです。
2位 体臭（85.4pt）
口臭と同率2位となったのは体臭です。
男性は女性より汗や皮脂の量が多いので体臭が強くなる傾向があります。
特に日本の夏は湿度が高く汗をかきやすいので夏場は要注意です。汗拭きシートやデオドラント製品で常に清潔な状態を保ちましょう。
近年はメンズメイクの流行の影響もあり、無香料やシトラス系のメンズ向けのデオドラント製品も多数発売されています。
男性向けのデオドラント製品は清涼感のあるクールタイプのものが多いです。体臭対策だけでなく、暑さ対策にももってこいのアイテムなので使っていて損はありません。
3位 ボロボロの靴（80.5pt）
髪型や服装で清潔感を出しても、ボロボロの靴ではすべてが台無しになってしまします。
革靴はもちろん、スニーカーやサンダルなどでも常に綺麗な状態を保つようにしてください。
「汚い」「かかとを踏んでいる」「底がすり減っている」など女性は靴についても細かいところを見ています。
自分の服装のテイストに合うものを数足用意して、ローテーションで履くことが長く綺麗な状態を保つコツです。毎日同じ靴を履き続けないようにすることで足の臭いをを抑える効果も生まれます。
4位 しわしわの服（78pt）
どんなに丁寧に体を洗っても、その後に清潔感のない服を着るのは意味がありません。
また、体臭を気にしていても、服が臭っていたらそれも意味がありません。
清潔感がある服装は、服にしわや汚れ、毛玉がないということは大前提です。
高いブランドの服でなくても全然かまいません。自分の体型に合ったサイズが合ったものを選び、汚れたら洗濯をして、古くなったものは捨ててください。それだけでOKです。
5位 伸びた爪（70.7pt）
女性はオシャレの一環としてネイルケアが好きな人が多いです。だから男性の爪のこともよく見ています。
爪が長かったり、爪の間が汚い男性はまず生理的に受け付けないと思っても過言ではありません。
「爪が伸びたら切る。」
ただそれだけのことです。気になったらすぐに切りましょう。
ネイルアートのことをあまり好きではないと主張している男性が少なくありませんが、女性のネイルを気にする前に自分の爪をケアして欲しいものです。
「清潔感」とは相手への「気遣い」
各ポイントを見てきましたが、結局のところ「清潔感」とは、相手が不快な思いをしないようにするという気遣いの部分が「清潔感」となって現れているのです。
基本的に女性は男性より身だしなみに敏感な人が多いです。
女性は10代の頃からファッションやメイクに気遣う人が増え始めます。あまりファッションに興味がなくても、社会に出ればある程度の身だしなみが求められる場合が多いです。
だからこそ男性にもある程度の清潔感を求めるのは自然なことなのです。
第一印象だけで恋愛対象から弾かれないように「清潔」にしつつ「清潔感」も出すことが恋活・婚活の第一歩と言っても過言ではありません。
人は見た目で決まるということでは決してありませんが、逆に言えば「清潔感」さえあればほとんどの男性は恋愛対象外にはならないということです。
どれも難しいことではありません。
1つ1つの小さな心がけで「清潔感」は誰もが簡単に身にまとうことができるできるのです。
